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「債務整理」に関するお役立ち情報

債務整理とブラックリスト

  • 文責:代表 弁護士 西尾有司
  • 最終更新日:2026年2月26日

1 ブラックリストという名簿は存在しない

「債務整理をするとブラックリストに登録される」という情報がネット上で散見されます。

しかし、法的にはブラックリストという名簿は存在しません。

世間で言われている「ブラックリストに登録される」とは、信用情報機関に債務整理をしたことが登録されている状態のことを指します。

2 信用情報機関とは

個人の支払能力に関する情報のことを信用情報といいます。

具体的には、個人が借入れをした場合の契約内容、返済状況などです。

金融機関などは、この信用情報を参考にして、貸付けやローンの審査を行います。

なお、信用情報機関は全部で3社あり、銀行・信用金庫・信用組合・農協などが加盟し、そこの信用情報を管理している全国銀行個人信用情報センター(KSC)、消費者金融などの信用情報を管理している株式会社日本信用情報機構(JICC)、主にクレジット系の信用情報を管理している株式会社CICがあります。

3 債務整理をすると、信用情報機関に登録される

債務整理をすると、その旨が信用情報機関に登録されます。

この状態を一般的に「ブラックリストに登録される」と表現されています。

信用情報機関に登録されるということは、借金の返済が困難になったということを意味するため、信用情報機関に登録されると、新たな借入れやローンを組むことは難しくなります。

4 ブラックリストの情報はいつ消えるのか

信用情報機関に債務整理をしたことが記載されても、おおむね5年から7年が経過すれば、情報が抹消されることが多いです。

参考リンク:全国銀行個人信用情報センター・センターの概要

情報が抹消されれば、再度の借入れやローンが可能になります。

5 ブラックリストに登録されても第三者に知られる可能性は低い

ブラックリストに情報が登録されても、第三者がその情報を見ることは原則としてできないため、一般の企業や個人が、その情報を知る可能性は低いといえます。

そのため、仮に債務整理をしてブラックリストに登録されたとしても、例えば就職活動で不利になったり、勤務先に情報が知られたりしてしまうといった可能性については、あまり心配する必要はありません。

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